<AIを活用したロボアドバイザー FOLIO ROBO PRO 9月実績>金融市場全体の下落影響を受けた中盤、しかし後半から回復基調に
ロボアドバイザー FOLIO ROBO PROの2020年9月のマンスリーレポートです。リリース後約8ヶ月半の実績を解説しています。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指すロボアドバイザーであり、2020年9月30日でリリースから約8ヶ月半が経過しました。
そしてリリースされた1月15日からリターンを比較すると、下のグラフ(図1)のように9月30日時点で+約6.9%となりました。
(図1)
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。
※FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2020年9月30日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第2位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
一般的なロボアドバイザーと比較してリリース時以来+10.3%と推移
先ほども申したとおり、ROBO PROをリリースした1月15日から9月30日までのリターン率+約6.9%でした。
一方で、一般的なロボアドバイザー(※1)の1月15日〜9月30日までのリターンは約-3.4%なので、それと比較すると約+10.3%と、先月に引き続き下の(図2)のように相対的に高いリターンを達成しました。
(図2)
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。
※1 一般的なロボアドバイザーについて
・比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第2位以下を切り捨てています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
TOPIXとROBO PROのパフォーマンスを比較する
次に2020年1月15日から9月30日までの期間で、ROBO PROとTOPIX(東証株価指数)を比較してみます。下の(図3)は、1月15日をゼロとし、その日を軸に、何%プラスになったか、マイナスになったかを表しています。青線がROBO PROで赤線がTOPIXのパフォーマンスの動きを示しています。
(図3)
ご覧のように、2020年1月15日時点と比較して、9月30日時点ではTOPIXは約−6.0%の下落、ROBO PROは約+6.9%の上昇となっており(※2)、約12.9%の差があることがわかります。
※上のグラフは、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※2 FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2020年9月30日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。運用手数料を年率1.00%(税別、税込1.10%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。少数第2位以下を切り捨てています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
9月のマーケットを振り返る
ここで、9月のマーケットを振り返ってみましょう。
まず9月の米国株式相場をみると、今年前半から相場上昇の一要因であったアメリカのハイテク銘柄の利益確定の売りが拡大し、NASDAQ総合指数をはじめ米国株式市場は下落しました。
9月中頃は利益確定による売りの影響で、それまで好調だった米株や金をはじめとする多くの金融資産は下落しましたが、その後利益確定の動きも一巡し、再び堅調な動きを取り戻しつつあります。
以下のグラフ(図4)は9月中にROBO PROのパフォーマンスがどのように推移したのかを示したグラフです。縦軸はサービスを開始した2020年1月15日をゼロとした時のリターン比率です。
(図4)
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。縦軸の数字は、2020年1月15日をゼロとした、ROBO PROのリターン比率を示しています。
このグラフのように9月は各アセットの下落に伴い、ROBO PROのリターン比率も下落基調となりましたが、後半は再び戻しつつあることを示しているのがわかるかと思います。
9月の下落はいわゆる「短期調整」であったと思われ、こういう短期の下落は、長期的な視点に立てば投資の良い機会になることも少なくありません。9月はマーケットが下落し、一憂した時期もあったかもしれませんが、短期的な下落時こそ腰を据えて、長期的な視点を持って資産形成を続けて行きましょう。
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■本資料について
・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、発行時点での投資環境やその見通しに関する当社の見解をご紹介するために株式会社FOLIOが作成した資料です。
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