<ROBO PRO 2022年10月実績>エリア選定とハイイールド債積極組入れで、一般的なロボアドを上回るパフォーマンス

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AI運用で好パフォーマンスを目指す、FOLIO ROBO PROの2022年10月の記事です


【この記事のポイント】
・ROBO PROリリースの2020年1月15日〜2022年10月31日までのパフォーマンスは約+46.98%
・2022年の年初来のパフォーマンスは、2021年12月30日〜2022年10月31日で+10.27%
・最新のリバランスは10月28日に実施
・次のリバランスは11月30日を予定
・FOLIOからのメッセージ「年初来のパフォーマンスが好調な理由


ROBO PROリリース来の実績を見る

FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスで、2022年10月31日でリリースから約2年9ヶ月が経過しました。

以下の折れ線グラフは「ROBO PRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBO PROがサービスをリリースした2020年1月15日です。

ROBO PROの運用実績は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2022年10月31日の期間で見ると、10月31日時点で+約46.98%(※1)となりました。

02 graph 1@2x

2022年初来のパフォーマンス推移はこちら

※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。

※2022年4月より運用実績の算出に運用報酬料の消費税を考慮する形に変更したため、過去の実績の数字に関しても更新されています。

ROBOPROのトップページへ

また、下の棒グラフは、ROBO PRO(※1)とTOPIX、及び一般的なロボアドバイザー(※2)の、2020年1月15日から2022年10月31日までのリターン率の比較です。

ROBO PROのパフォーマンスを見てみると、一般的なロボアドバイザーと比べると+16.18%、TOPIXと比較すると+35.53%のプラスのリターンとなっています。(※3)

03 graph 2@2x


※1 FOLIO ROBO PRO運用実績について
サービス開始当初(2020年1月15日)から表示日まで、または表示している期間において、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※2 一般的なロボアドバイザーについて
比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」の数値は、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用したと仮定したシミュレーション結果です。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。本シミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※3 FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンス実績+46.98%と、TOPIX+11.45%との比較が+35.53%、一般的なロボアド+30.80%との比較が+16.18%です。小数点以下第3位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

ROBO PROの直近のパフォーマンスを見る

次に、10月のパフォーマンスについての解説です。以下は9月30日時点での投資配分で、この比率で10月を迎えました。

06 graph 5@2x

また、以下のグラフは2022年9月30日〜10月31日におけるROBO PROの円建てのパフォーマンスと、ROBO PROに組み込まれている各アセットの騰落率です。

04 graph @2x

2022年10月の株式市場は前半、金利見通しが相場を動かす要因となり、一進一退の展開となりました。その後月末にかけて、米長期金利が低下したことなどを好材料に上昇基調となり、最終的に日経平均株価においては約1ヶ月ぶりの高値水準、ダウ工業平均においては1976年以来の月間14%(ドル建て)の上昇となりました。

そのような中、ROBO PROは、このような上昇相場の先読みに成功し、好調だった米国株式、先進国株式、およびハイイールド債券を比較的多く保有することができました。また、8つの資産のうち唯一下落した新興国株式の保有率を0%にしていたことも、好パフォーマンスに寄与しました。

結果として、ROBO PROの1ヶ月のパフォーマンスは+8.12%(※1、5)となり、一般的なロボアドバイザーとの比較では+2.1%となりました。

※4 本グラフは表示している期間における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、計算期間終了日時点の円建て資産額/計算期間開始日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

以下は、直近1ヶ月、3ヶ月、年初来及びROBO PROのリリース来のパフォーマンス比較です。

05 graph 4@2x

2022年初来のパフォーマンス推移はこちら

※5 1ヶ月、3ヶ月のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヶ月前の資産の評価額と2022年10月31日おける評価額を元に計算しています。また年初来のパフォーマンスは2021年12月30日から2022年10月31日の評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額と2022年10月31日における評価額を元に計算しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。


10月のマーケットを振り返る

ここで10月のマーケットを振り返ります。

【日本株式市場】
日経平均株価は上旬、米国の金融引き締めペースが鈍化するとの見方から米国株が大幅に上昇したこと等を受け堅調に推移しました。

中旬に入ると、米国の金融引き締め強化による世界の景気悪化懸念が嫌気されて下落するも、その後米国株上昇などを受けて7ヶ月ぶりの上げ幅(前日比+3.25%)を記録し、以降は小幅な値動きの推移となりました。

下旬に入っても小幅な値動きの推移が続き、途中下落する場面があったものの、好調な米国株式市場の影響を受けて概ね上昇基調となり、最終的に約1ヶ月ぶりの高値水準で10月を終えました。

【米国株式市場】
ダウ工業株平均は上旬、欧米の中央銀行の利上げペースが鈍化するとの期待などから上昇してスタートしましたが、その後は、9月米国雇用統計の結果を受けてFRB(連邦準備理事会)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が強まり下落しました。

中旬は、買戻しの動きも観測され、また企業の好決算を好感し上昇する局面もありましたが、米長期金利上昇が重石となり上値の重い展開となりました。

下旬に入ると、FRBによる利上げペースが減速するとの見方が強まり米長期金利が低下し、ダウ工業株平均は上昇しました。その後も、好調な企業決算などが好材料となり堅調に推移し、最終的に月間で+14%(米ドル建て)上昇し、1976年以来の上昇率となりました。


【欧州株式市場】
ストックス600は上旬、小幅に上昇する場面があったものの、主要各国中央銀行の金融引き締め継続に伴う景気後退懸念や、ロシアによる軍事行動が激化する懸念などが重石となり軟調に推移しました。

中旬も、引き続き景気後退懸念が重石となり、小幅な値動きの推移となりました。

下旬入ると、英財政運営の安定への期待や、欧州中央銀行の利上げペース減速への期待から続伸し、堅調に推移して10月を終えました。

【中国株式市場】
中国株式市場は上旬、1日〜7日までが国慶節のため上海市場が休場でした。

連休明け中旬からの上海総合指数は、上昇基調でスタートしましたが、中国国内における新型コロナウィルスの拡大懸念などから上値が重い展開となりました。その後、米国の金融引き締めを警戒して下落する場面もありましたが、国内景気に対する不安感が一服した後は小幅な値動きの推移となりました。しかし政府当局によるGDP発表の延期や新型コロナウィルスの再拡大などが嫌気され再び下落しました。

下旬に入っても政府当局の経済政策に対する不安や景気見通しが警戒され下落、一時的に上昇する局面もありましたが下落基調が続き、28日には約半年ぶりの安値をつけ、軟調な推移で10月を終えました。

ROBO PROの投資配分の変化は?

次に、ROBO PROの投資配分の変化に注目して解説します。

ROBO PROは9月30日にリバランスをおこない、以下のような投資配分で運用をおこないました。(※9月30日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

06 graph 5@2x

そして10月28日には、以下の投資配分でリバランスをおこないました。

07 graph @2x

今回のリバランスの特徴は、前回のリバランスと比較して米国株式の比率を約6%、金の比率を約9%、不動産の比率を約8%増やしている点と、先進国株式の比率を約10%、ハイイールド債券の比率を約14%減らしている点です。

なお、ROBO PROのリバランスは基本的に月一回行われており(臨時リバランスを除く)、最新のリバランスは10月28日に実施されました。次のリバランスは11月30日の予定です(臨時リバランスが行われ、リバランス日が前倒しされる可能性があります)。

11月の実績は次のレポートでお伝えいたします。

FOLIOからのメッセージ

年初来のパフォーマンスが好調な理由

2022年は、金利動向が金融市場全体に大きな影響を与えていますが、そのような環境の中で、ROBO PROの年初来のパフォーマンスは+10.27%(円建て)となり、一般的なロボアドバイザーとの比較では+6.83%となりました。(※1,2,5)

02 graph v2 (1)

※過去の実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。「世界株式」はBloombergが提供するMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円建て)の値、「米国株式」はyahoo financeが提供するS&P500(配当込み、円建て)の値を用いて、2021年12月末時点の数値を0として計算したものです。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。

比較的好調なパフォーマンスを発揮している要因の一つは、当月においてAIが金融市場の状況を正しく分析できたことにあると考えられます。

一般に、金利主導で相場が変動する局面を予測するには、様々なデータを精緻に分析する必要があります。そのため、個人投資家にとっては予測が難しい局面であると考えられます。

しかしAIを活用すれば、膨大なデータを収集したうえで正確かつ迅速に精緻な分析を行うことができるため、そのような局面において高い精度の予測が期待されます。

ROBO PROは、AIを活用して日々40以上のマーケットデータを分析しながら相場を先読みし、原則毎月1回ダイナミックにリバランスを行います。2022年は、そのAIの予測が好実績に結びついた局面が複数あり、10月末までの期間において好調なパフォーマンスを発揮することができています。

今後も、金利動向に左右される相場が続くことが予想されますが、AI予測を活用し金融市場の変化に対応しながら好パフォーマンスを目指します。

※AIを活用した相場予測は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。


AIが予測する最新のポートフォリオは?

ROBO PROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。

■本資料について
・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、発行時点での投資環境やその見通しに関する当社の見解をご紹介するために株式会社FOLIOが作成した資料です。
・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

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