<ROBOPRO 2023年5月実績>各国株式市場の明暗が分かれる中、ROBOPROのパフォーマンスは?

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【この記事のポイント】

・ROBOPROリリースの2020年1月15日〜2023年5月31日までのパフォーマンスは約+47.72%
・最新のリバランスは5月30日に実施
・次のリバランスは6月29日を予定


ROBOPROリリース来の実績を見る

ROBOPRO(ロボプロ)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスで、2023年5月31日でリリースから約3年4ヶ月が経過しました。

以下の折れ線グラフは「ROBOPRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBOPROがサービスをリリースした2020年1月15日です。

ROBOPROの運用実績は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2023年5月31日の期間で見ると、5月31日時点で+約47.72%(※1)となりました。

02 graph 1@2x

※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。

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また、下の棒グラフは、ROBOPRO(※1)とTOPIX、及び一般的なロボアドバイザー(※2)の、2020年1月15日から2023年5月31日までのリターン率の比較です。

03 graph 2@2x

ROBOPROの運用実績は、一般的なロボアドバイザーの運用シミュレーションと比較すると+14.20%、TOPIXと比較すると+24.63%のプラスのリターンとなっています。(※3)

※1 ROBO PRO運用実績について
サービス開始当初(2020年1月15日)から表示日まで、または表示している期間において、ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。小数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※2 「一般的なロボアドバイザー」の運用シミュレーションについて
「一般的なロボアドバイザー」とは、利用者がリスク許容度に応じて設けられている複数の運用コースの中から一つのコースを選択し、一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出。)を用いて自動で運用を行う投資一任サービスのことを指します。本運用シミュレーションは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用したと仮定したシミュレーション結果です。リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。本運用シミュレーションにおいても、運用手数料を年率1.1%(税込)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定し、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。小数第3位以下を切り捨てて表示しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※3 各数値の差は小数第3位以下を切り捨てて表示しています。表示上の数値を用いて計算すると数値が一致せず誤差が生じる場合があります。

ROBOPROの直近のパフォーマンスを見る

次に、2023年5月のパフォーマンスについての解説です。

以下は2023年4月28日時点での投資配分で、この比率で2023年5月を迎えました(※2023年4月28日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

05 graph 4@2x

特徴としては、前月に続き米国株式の保有比率が0%であることと、新興国株式、米国債券、金の3つの資産でアロケーションを組んでいる点です。

以下のグラフは2023年4月28日〜5月31日におけるROBOPROの円建てのパフォーマンスと、ROBOPROに組み込まれている各アセットの騰落率です。

04 graph 3@2x v3

2023年5月の世界の株式市場は国や地域ごとにまちまちの展開となりました。米地銀破綻を契機とした金融不安は一服したものの、米連邦政府の債務上限引き上げに関する議会交渉が難航していたことなどが相場に影響を与えました。

為替市場においては、米国の経済指標が堅調だったことなどから月末にかけて円安ドル高が加速しました。

ROBOPROにおいては、月末にかけて為替が円安ドル高に動いたことがプラスに寄与しました。また金を比較的多く保有していたこともプラスに寄与しました。その一方で、円建てでプラス幅が一番大きかった米国株式を保有していなかったことと、比較的多く保有していた新興国株においては、中国の株式市場と為替相場がともに軟調であったことがマイナスに影響しました。結果として2023年5月の1ヶ月のパフォーマンスは-0.05%(※4)となりました。

※4 本グラフは表示している期間における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、計算期間終了日時点の円建て資産額/計算期間開始日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

以下は、直近1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月及びROBOPROのリリース来のパフォーマンス比較です。(※5)

06 table@2x

※5 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヶ月前の資産の評価額と2023年5月31日おける評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額と2023年5月31日における評価額を元に計算しています。表示している割合は年率ではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。


5月のマーケットを振り返る

【米国市場概況】

07 table@2x

米国株式の指標の一つであるS&P500は上旬、米国の地銀が破綻する懸念と利上げ継続懸念が重石となり下落してスタートしましたが、地銀株の一部が上昇したことなどを受けて反発し、その後小幅に推移しました。
中旬に入っても小幅に推移しましたが、イエレン米財務長官の発言を受けて米債務上限問題に対する過度な警戒感が和らぐと、上昇に転じました。
しかし下旬に入ると、米債務上限問題に関する議会交渉が難航し、市場に不安が広がったこと等により下落しました。その後、債務上限引き上げ合意が期待され再び上昇するも、最終的に前月末比+0.24%で終えました。


【先進国市場概況】

08 table@2x

日本株式市場の指標の一つであるTOPIXは上旬から中旬にかけて、日米の金融政策の違い等をはじめとした相対的な日本株の投資環境の良さが好感されて海外勢による買いが増加していることや、主要企業の好業績等を背景に上昇基調が続き、約33年ぶりの高値を付ける場面がありました。下旬に入るとやや下落し、最終的に前月比+3.55%で終えました。

欧州株式市場の指標の一つであるストックス欧州600指数は上旬から中旬にかけて小幅に推移しました。下旬に入ると、4月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回ったことで英中央銀行の利上げ継続観測が強まり、英景気悪化を懸念した売りが欧州市場に広がり大きく下落しました。その後一時反発する局面もありましたが、最終的に前月末比で-3.18%となりました。


【新興国市場概況】

09 table@2x

中国株式市場の指標の一つである上海総合指数は上旬、中国当局による政策への期待感から10ヵ月ぶりの高値をつける場面がありましたが、以降は景気の先行き不透明感や米中関係の悪化、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念等から下落基調が続き、最終的には前月末比で-3.57%となりました。

インド株式市場の指標の一つであるインドSENSEXは上旬、一進一退の動きとなりながらも、中旬にかけて堅調に推移しました。その後、国内外の景気先行き懸念から下落する場面もありましたが、下旬から月末にかけては、海外からの資金流入が観測されていることや、1-3月期の成長率が加速する見通しであること等が好感され上昇し、最終的に前月末比で+2.47%となりました。


【為替・その他】

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ドル・円為替相場は、円安基調となりました。背景として4月の日銀政策決定会合の後に起きた急速な円安の流れを引き継いだことと、米国の経済指標が堅調であったことなどが挙げられ、一時1ドル140円台をつける場面もありました。

米国10年債利回りは上旬、小幅な推移となりましたが、中旬以降、堅調な経済指標等を受けてFRB(米連邦準備理事会)高官から利上げ継続に前向きな発言が相次いだことや、米債務上限問題に対する懸念が強まったことからまり上昇しました。

ROBOPROの投資配分の変化は?

次に、ROBOPROの投資配分の変化に注目して解説します。

ROBOPROは2023年4月28日にリバランスをおこない、以下のような投資配分で運用をおこないました(※2023年4月28日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

05 graph 4@2x

そして2023年5月30日には以下の投資配分でリバランスをおこないました(※2023年5月30日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

05 graph 4@2x

今回のリバランスでは、前回と同様に新興国株式、米国債券、金の3つの資産のみのポートフォリオとなりました。

なお、ROBOPROのリバランスは基本的に月一回行われており(臨時リバランスを除く)、最新のリバランスは5月30日に実施されました。次のリバランスは6月29日の予定です(臨時リバランスが行われ、リバランス日が前倒しされる可能性があります)。

6月の実績は次のレポートでお伝えいたします。

AIが予測する最新のポートフォリオは?

ROBOPROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。

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