<ROBO PRO 2021年9月実績>波乱の9月相場、ROBO PROのパフォーマンスは?

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AI運用で好パフォーマンスを目指す、FOLIO ROBO PROの2021年9月のマンスリーレポートです。

ROBO PROリリース来の実績を見る

FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスで、2021年9月30日でリリースから約1年8カ月が経過しました。

以下グラフ内にある折れ線グラフは「ROBO PRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアド(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBO PROがサービスをリリースした2020年1月15日です。

ROBO PROの運用実績は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2021年9月30日の期間で見ると、9月30日時点で+約25.78%(※)となりました。

02 graph 1@2x

(※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。
※2021年3月より、運用実績の算出に使用している為替に関するデータの取得元を変更したため、過去の実績の数字に関しても更新されています。)

また、下の棒グラフは、ROBO PRO(※1)とTOPIX、及び一般的なロボアド(※2)の、2020年1月15日から2021年9月30日までのリターン率の比較です。

ROBO PROのパフォーマンスを見てみると、一般的なロボアドと比べると+8.52%、TOPIXと比較すると+8.50%のプラスのリターンとなっています。(※3)

03 graph 2@2x

※1 FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2021年9月30日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※2 一般的なロボアドについて
・比較対象としている「一般的なロボアド(バイザー)」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアド」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※3 FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンス実績+25.78%と、TOPIX+17.27%との比較が+8.50%、一般的なロボアド+17.25%との比較が+8.52%です。小数点以下第3位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

ROBO PROの直近のパフォーマンスを見る

次に、9月のパフォーマンスについての解説です。以下は2021年8月27日時点での資産比率で、この比率で9月を迎えました。

04 graph 3@2x

金の保有比率を約29%、そして不動産の比率を約22%と比較的高めに設定した一方で、新興国株式の比率を14%と、先月と比較して約半分の比率に抑えたポートフォリオで9月に入りました。

そして以下が2021年8月31日~9月30日におけるROBO PROの円建てのパフォーマンスと、ROBO PROに組み込まれている各アセットの騰落率です。

05 graph 4@2x

9月は、米国債券とハイイールド債券がプラスだった一方で、その他の資産はマイナスとなった結果、ROBO PROのパフォーマンスもマイナスになりました。

※4 本グラフは8月31日から9月30日における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、9月30日時点の円建て資産額/8月31日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。

そして以下は、1ヶ月、3ヶ月、2021年初来及びROBO PROのリリース来のパフォーマンス比較です。

06 graph 5@2x

・1ヶ月、3ヶ月、2021年初来のパフォーマンスは、それぞれNヶ月および2021年初来の資産の評価額から2021年9月30日おける評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額から2021年9月30日における評価額を元に計算しています。

9月のマーケットを振り返る

ここで9月のマーケットを振り返ります。

【日本市場】
9月前半は、菅義偉元首相の自民党総裁選挙不出馬に伴う次期首相の政策への期待等の材料から上昇し、3万円台を回復する場面もありました。

中盤に入ってもその勢いは止まらず続伸し、新型コロナウィルスの新規感染者数が減少したことによる経済活動の正常化が期待されるなどの好材料から、14日の日経平均は31年ぶりの高値をつけましたが、利確による売りで下落する場面もありました。

後半になると、中国不動産大手である中国恒大集団の資金繰り懸念などの影響で3万円台を下回る場面もありました。その後、中国恒大集団の債務問題の懸念が薄らぎ、再び3万円台を回復する場面もありましたが、月末に向けて連続して下落し9月を終えました。

【アメリカ市場】
9月前半のNYダウは、新型コロナウイルスのデルタ株の蔓延などからくる景気悪化懸念から、続落する場面がありましたが、アメリカの労働省が発表した7月の雇用動態調査における非農業部門の求人件数が5ヶ月連続で過去最高を記録したことなどから、下げ幅は限定的なものとなりました。

中盤に入ると一時的に上昇する場面もありましたが、その後続落し、15日には2ヶ月ぶりの安値を記録、そして20日には中国不動産大手の中国恒大集団による債務不履行問題が影響し、大幅に下落しました。

後半もこの影響は続き下落局面が継続しましたが、22日には米連邦公開市場委員会(FOMC)によるテーパリング(量的緩和縮小)の年内開始が示唆されると反発して上昇しました。

そしてその後も感染者の減少などが好材料となり続伸しましたが、28日はアメリカ連邦政府の債務上限問題も一因となり大幅に下落し、その後も下落を続けて9月を終えました。


【ヨーロッパ市場】
ヨーロッパの主要な経済指標であるストックス600の9月前半は、小動きでスタートしました。上旬は新型コロナウィルスのデルタ株の感染拡大により経済活動再開が減速したことや、ヨーロッパ中央銀行(ECB)が債券購入の縮小を会合で決定したことなどが重荷となり下落基調となりました。

中盤に入ると概ね横ばい圏で推移していましたが、20日には中国の恒大集団による経営悪化の影響を受け大きく下落しました。ただ、下旬に入るとその悪影響も一服し、小幅な値動きを繰り返し9月を終えました。

【中国市場】
9月前半、中国の代表的な株式指標である上海総合指数は好調に推移しました。
中盤に入っても中国当局による景気への刺激策に対する期待が強く、6年ぶりの高値を連続更新しました。

ただその後、不動産大手である中国恒大集団の経営不安への警戒から下落トレンドとなりました。一時的に債務問題の拡大懸念が後退して回復する局面もありましたが、29日には1ヶ月ぶりの安値を記録しました。

ROBO PROの資産比率の変化は?

次に、ROBO PROの資産比率の変化に注目して解説します。

ROBO PROは8月27日にリバランスをおこない、下の円グラフのような資産比率で9月に入りました。これは9月に入る直前にROBO PROが提案した資産比率です。(※8月27日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

04 graph 3@2x

9月は米国債券とハイイールド債券以外は下落した局面だったのですが、不動産や金の保有比率が高かったのが一因で、先のようなパフォーマンスとなりました。

そして9月30日には以下の資産比率でリバランスをおこないました。

07 graph 6@2x

今回のリバランスで最も特徴的な点は、米国債券と不動産の保有比率を下げて、新興国株式および米国株式の保有比率を上げている点です。

なお、ROBO PROのリバランスは基本的に月一回行われており(臨時リバランスを除く)、最新のリバランスは9月30日におこなわれました。次のリバランスは10月29日におこなわれる予定です(臨時リバランスが行われ、リバランス日が前倒しされる可能性があります)。

9月30日にこの様な資産比率で10月を迎えましたが、10月の実績は次のレポートでお伝えいたします。

AIが予測する最新のポートフォリオは?

ROBO PROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。

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