<ROBO PRO 2021年7月実績>新興国株が大幅調整する中、プラスパフォーマンスを堅持

  • LINEで送る
  • ポスト
  • シェア

AI運用で好パフォーマンスを目指す、FOLIO ROBO PROの2021年7月実績レポートです。

ROBO PROリリース来の実績を見る

FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスで、2021年7月30日でリリースから約1年6カ月が経過しました。

以下の折れ線グラフ内にある折れ線グラフは「ROBO PRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBO PROがサービスをリリースした2020年1月15日です。

ROBO PROの運用実績は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2021年7月30日の期間で見ると、7月30日時点で+約27.13%(※1)となりました。

02 graph 1@2x

(※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。
※2021年3月より、運用実績の算出に使用している為替に関するデータの取得元を変更したため、過去の実績の数字に関しても更新されています。)

また、下の棒グラフは、ROBO PRO(※1)とTOPIX、及び一般的なロボアド(※2)の、2020年1月15日から2021年7月30日までのリターン率の比較です。

ROBO PROのパフォーマンスを見てみると、一般的なロボアドと比べると+9.04%、TOPIXと比較すると+17.31%のプラスのリターンとなっています。(※3)

03 graph 2@2x

※1 FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2021年7月30日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※2 一般的なロボアドバイザーについて
・比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※3 FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンス実績+27.13%と、TOPIX+9.82%との比較が+17.31%、一般的なロボアド+18.09%との比較が+9.04%です。小数点以下第3位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

ROBO PROの直近のパフォーマンスを見る

次に、7月のパフォーマンスについての解説です。以下は2021年6月29日時点での資産比率で、この比率で7月を迎えました。

07 graph 6@2x

米国債券の保有比率を35%、金の保有比率を約28%と、比較的高めに設定した一方で、新興国株式の保有比率を3%と比較的抑えめにしたポートフォリオで7月に入りました。

そして以下が2021年6月30日~7月30日におけるROBO PROの円建てのパフォーマンスと、ROBO PROに組み込まれている各アセットの騰落率です。

04 graph 3@2x

7月で特徴的なのは、新興国の株式が大きく下落した点と、不動産と金が比較的上昇した点があげられます。

ROBO PROは大きく下落した新興国株式の保有比率を比較的低めに、そして金の保有比率を高めにしていたのが功を奏し、この一ヶ月で一般的なロボアドやTOPIXがマイナスリターンだったのに対し、+0.15%とわずかながらプラスリターンとなりました。

※4 本グラフは6月30日から7月30日における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、7月30日時点の円建て資産額/6月30日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。

そして以下は、1ヶ月、3ヶ月、2021年初来及びROBO PROのリリース来のパフォーマンス比較です。

06 graph 5@2x

・1ヶ月、3ヶ月、2021年初来のパフォーマンスは、それぞれNヶ月および2021年初来の資産の評価額から2021年7月30日おける評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額から2021年7月30日における評価額を元に計算しています。

7月のマーケットを振り返る

ここで7月のマーケットを振り返りましょう。

【日本市場】
7月の日経平均株価を見てみると27,000円台前半〜28,000円台後半という比較的狭いレンジで推移した1ヶ月となりました。

ワクチン接種が進んでいる中でも、新型コロナウィルス感染が再び急拡大したことを受け、国内の経済回復見込みに警戒感が強まる中での推移となり、一時はNYダウの最高値を受けて続伸する場面もありましたが、最終的に7月30日の終値は今年1月以来7ヶ月ぶりの安値となる27,283円まで下落しました。

また緊急事態宣言が8月31日まで延長が決まり、東京オリンピックが開催するも、市場心理が悪化する状況下で7月を終えました。

【アメリカ市場】
NYダウは、7月に入り経済再開が順調に進むとの期待から、2日には2ヶ月ぶりに3万4786ドルと過去最高値を更新しました。

その後、金融緩和が長期化される見込みが強まり、再び最高値を更新する場面もありましたが、欧米において新型コロナウィルスの感染が再拡大されると、景気の減速が懸念され19日にはNYダウが先週末比で725ドル安の3万3962ドルと、昨年10月以来の下げ幅をを記録する場面も見受けられました。

しかしその後、主要企業の決算が好調だったことなどがプラス要因となり、23日にはNYダウが史上初の3万5000ドル台を付け、その後も最高値を更新しながら推移して7月を終えました。

【ヨーロッパ市場】
イギリスでは7月19日にコロナ関連の行動規制が撤廃され、人混みの中でのマスク着用の義務がなくなり、ソーシャル・ディスタンスに関する規制や、イベントおよび店舗の入場人数制限が撤廃されました。しかしデルタ株を中心とした、新規の感染者数が再び増加する状況となりました。

指標を振り返ると7月のヨーロッパ市場は軟調に推移、ドイツの主要な経済指標であるDAXは6月末時点で約15,531ポイントで、一時期は(12日)米株上昇の影響もあり過去最高値を更新する場面もありましたが一進一退を続け、約15,544ポイントで7月を終えました。

【中国市場】
中国の代表的な株式指標である上海総合指数は、6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が5月より低下したり、中国証券監督管理委員会(CSRC)が資本市場の無秩序な拡大を防止する姿勢を示したことなどを受けて、上旬は下落しました。

中旬には預金準備率の引き下げや、4-6月期の実質国内生産(GDP)が堅調なことが好感材料となり上昇する場面もありました。

しかし後半になると、世界的に新型コロナウイルスの感染再拡大や、中国当局によるネット大手企業や教育産業に対する規制の強化などから、上海総合指数は大幅下落。7月26日には約2ヶ月半ぶりの安値をつけました。

ROBO PROの資産比率の変化は?

次に、ROBO PROの資産比率の変化に注目して解説します。

ROBO PROは6月29日にリバランスをおこない、下右側の円グラフのような資産比率で7月に入りました。これは7月に入る直前にROBO PROが提案した資産比率です。(※6月29日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

07 graph 6@2x

先述しましたが、6月は大きく下落した新興国株式の保有比率が低く、反対に金の比率を高めに保有していた結果、先のようなパフォーマンスとなりました。そして7月30日には以下の資産比率でリバランスをおこないました。

08 graph 7@2x

AIが予測する最新のポートフォリオは?

ROBO PROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。

ROBOPROのトップページへ

■本資料について
・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、発行時点での投資環境やその見通しに関する当社の見解をご紹介するために株式会社FOLIOが作成した資料です。
・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

■株価等のデータについて
株価等のデータについてはこちらをご覧ください

■株式会社FOLIO
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面等の内容を十分にご確認ください。
リスク・手数料の詳細はこちら

#ROBOPRO(ロボプロ)