<ROBO PRO 2022年4月実績>世界的に株式市場が下落する中、ROBO PROは堅調に推移

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AI運用のFOLIO ROBO PRO 2022年4月のマンスリーレポートです。


【この記事のポイント】
・ROBO PROリリースの2020年1月15日〜2022年4月28日までのパフォーマンスは約42.83%
・直近一ヶ月のパフォーマンスは約+3.42%
・前回のリバランスで、新規に組み入れた不動産がパフォーマンスに寄与
・最新のリバランスは5月2日に実施
・次のリバランスは5月27日を予定


FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスで、2022年4月30日でリリースから約2年3ヶ月が経過しました。

以下のグラフ内にある折れ線グラフは「ROBO PRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアドバイザー(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBO PROがサービスをリリースした2020年1月15日です。

ROBO PROの運用実績は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2022年4月28日の期間で見ると、4月28日時点で+約42.83%(※1)となりました。

02 graph 1@2x

(※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。

※2022年4月より運用実績の算出に運用報酬料の消費税を考慮する形に変更したため、過去の実績の数字に関しても更新されています。

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また、下の棒グラフは、ROBO PRO(※1)とTOPIX、及び一般的なロボアドバイザー(※2)の、2020年1月15日から2022年4月28日までのリターン率の比較です。

ROBO PROのパフォーマンスを見てみると、一般的なロボアドバイザーと比べると+12.66.%、TOPIXと比較すると+33.10%のプラスのリターンとなっています。(※3)

03 graph 2@2x

※1 FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2022年4月28日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※2 一般的なロボアドについて
・比較対象としている「一般的なロボアド(バイザー)」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアド」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※3 FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンス実績+42.83%と、TOPIX+9.73%との比較が+33.10%、一般的なロボアド+30.17%との比較が+12.66%です。小数点以下第3位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

ROBO PROの直近のパフォーマンスを見る

次に、4月のパフォーマンスについての解説です。以下は3月29日時点での投資配分で、この比率で4月を迎えました。

06 graph 5@2x

特徴的な点としては、3月の投資配分と比較して米国株をはじめとする株式の投資配分比率を下げた一方で、非保有だった不動産を保有した点です。

そして以下が2022年3月31日〜4月28日におけるROBO PROの円建てのパフォーマンスと、ROBO PROに組み込まれている各アセットの騰落率です。

04 graph @2x

4月は円ベースでみると、各資産がプラスパフォーマンスに見えますが、これはドル高円安の影響によるものです。実際の株式市場は、米国の金融政策をめぐる不透明感、および中国での新型コロナウィルスの感染再拡大による景気後退の懸念などで、世界的に大きく下落しました。

中でもアメリカのナスダック総合株価指数はリーマン・ショック直後の2008年10月以来の月間下落率となりました。

そのような市況の中でROBO PROは、前回のリバランスで株式の保有比率を下げて他の資産(不動産やハイイールド債券)を増やしていたことがパフォーマンスに寄与しました。

※4 本グラフは2022年3月31日から4月28日における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、4月28日時点の円建て資産額/3月31日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

以下は、直近1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月及びROBO PROのリリース来のパフォーマンス比較です。直近1ヶ月はパフォーマンスが軟調な株式のウェートを比較的に低くしていたため、一般的なロボアドバイザーよりも良いパフォーマンスを出すことができました。

05 graph 4@2x

・1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のパフォーマンスは、それぞれ直近Nヶ月前の資産の評価額と2022年4月28日おける評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額と2022年4月28日における評価額を元に計算しています。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

4月のマーケットを振り返る

【日本市場】
日経平均株価は上旬、利益確定売りによる下落でスタートしました。その後米国経済の先行き見通しに対する不安が和らぎ上昇しましたが、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めを積極的に進めるとの観測や、中国の景気が減速する懸念などが嫌気され再び下落しました。

中旬に入っても下落基調は続き、米国株式市場の下落や中国における新型コロナウィルスの感染拡大による景気の先行き不透明感などが重なり、12日には1ヶ月ぶりの安値をつけました。その後、米長期金利上昇の一服感や、米国株式市場の上昇などの影響を受けて上昇する場面もありましたが、米長期金利上昇とウクライナ問題が長期化する懸念から下落しました。

下旬に入ると一時的に上昇する場面もありましたが、FRBが早期の金融引き締めをするとの見方や、新型コロナウィルスの感染拡大が広がる中国での都市封鎖の懸念も根強く、一進一退の動きで4月を終えました。

【アメリカ市場】
アメリカの主要な株式指標の一つであるダウ工業平均は上旬、FRBによる金融引き締めに対する観測が影響し、小幅に推移しました。

中旬に入ると、長期金利の上昇が嫌気されて下落し、一時的に1ヶ月ぶりの安値をつける場面もありました。しかし金融引き締めの影響は限定的で、景気が堅調に推移するとの観測や、好決算銘柄が好感され上昇して推移しました。

下旬に入ると、再び長期金利の上昇や金融引き締めが警戒されて下落し、一時的に1,000ドル超下落する場面もありました。その後も、中国で新型コロナウィルスの感染拡大による都市封鎖を強化する見方が強まり上値が重く、月末にかけて一時上昇する局面もありましたが、最終的に金融引き締め等が嫌気され下落して終えました。

【ヨーロッパ市場】
ヨーロッパの主要な指標の一つであるストックス600は上旬、小幅に上昇してスタートしましたが、ウクライナ情勢に対する懸念などから上げ幅は限定的となり、アメリカの金融引き締めに対する警戒感から下落基調で推移しました。

中旬に入ると、アメリカの長期金利の上昇やインフレに対する警戒感及びウクライナをめぐる問題の長期化などが悪材料となり、下落する場面もありましたが、米国株式の上昇に影響を受けて上昇する場面もありました。

下旬に入るとウクライナ情勢が不透明な中でも、ヨーロッパの景気は底堅いとの楽観的な見方が広がる一方、米国の金融引き締めのペースに対する懸念や中国経済の成長鈍化を警戒する動きから一進一退の動きとなりました。しかし、最終的には米国株式市場の上昇や中国当局の景気政策が好感されて上昇して終えました。

【中国市場】
中国の代表的な株式指数である、上海総合指数は大幅に上昇し3週間ぶりの高値でスタートしました。上旬は途中新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され反落する場面もありましたが、中国当局による金融緩和に対する期待感から上昇しました。

中旬に入ると、引き続き政府の経済政策が景気を下支えするとの見方から上昇する場面や、新型コロナウィルスの感染拡大防止のための都市の行動規制が経済活動を鈍化させるとの見方から下落する場面もありました。

下旬に入ると中国国内の景気悪化が嫌気され下落基調が続き、4月25日は1年10ヶ月ぶりの安値を記録し、年初来の安値を連日更新しました。しかしその後、中国当局の景気対策が好感されるなどで上昇して終えました。

ROBO PROの投資配分の変化は?

次に、ROBO PROの投資配分の変化に注目して解説します。

ROBO PROは3月29日にリバランスをおこない、以下のような投資配分で運用をおこないました。(※3月29日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。

06 graph 5@2x

そして5月2日には以下の投資配分でリバランスをおこないました。

07 graph @2x

今回のリバランスで特徴的なのは、前回の投資配分よりもさらに米国株式と不動産の比率を上げている点です。

なお、ROBO PROのリバランスは基本的に月一回行われており(臨時リバランスを除く)、最新のリバランスは5月2日におこなわれました。次のリバランスは5月27日におこなわれる予定です(臨時リバランスが行われ、リバランス日が前倒しされる可能性があります)。

5月の実績は次のレポートでお伝えいたします。

AIが予測する最新のポートフォリオは?

ROBO PROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。

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