「オマハの賢人」バフェットに学ぶ銘柄選び

もしバフェットが日本株を買ったら

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このテーマについて

世界長者番付で常に上位にランクインする著名投資家ウォーレン・バフェット。2018年の総資産額が840億ドルと推定(出典:フォーブス世界長者番付2018年版)される彼の投資哲学は、実はいたってシンプルです。

賢人に学ぶ! バフェットの投資哲学

投資に興味がある人なら、ウォーレン・バフェットの名を聞いたことがあるでしょう。米国・ネブラスカ州オマハに本社を置く、世界最大級の投資会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主で、同社の会長兼最高経営責任者(CEO)です。長期投資で成功した数少ない人物であり、アップル、バンク・オブ・アメリカ、コカ・コーラといった大手企業の株を数多く保有しています(2018年8月15日時点)。バフェットの投資に対する考え方は、多くの投資家に影響を与え、「投資の神様」「オマハの賢人」とも称されています。

彼の基本的な投資哲学は、「投資家の目的は、わかりやすい事業を行っていて、5年・10年・20年後に今より利益を上げている企業の株式を合理的な価格で買うこと」(出典:1996年「株主への手紙」)というもの。このような企業を「永続的競争優位性を持つ企業」として、銘柄を選ぶ際に重視しています。

バフェット流の投資術でわかる! 前途有望な銘柄

永続的競争優位性を持つ、高い利益を生み出す企業についてバフェットは、「低コスト構造を達成している」、あるいは「世界的なブランド力を持っている」とし、そういった企業は、耐久性の高い「堀」を持つため、投下資本に対して高い利益率を達成できるとしています。(出典:2007年「株主への手紙」)

この条件に合致するのが「消費者独占型企業」とも言われるコカ・コーラやアップルであり、まさにバフェットが株式を多く所有している企業なのです。

では、永続的競争優位性を持つ消費者独占型の企業を見分けるにはどうすればよいのでしょうか。 バフェットの発言や研究家による分析を整理してみると、「売上高利益率が高い」、「自己資本利益率(ROE)が安定的に高い」、「利益が増加傾向にある」、「多額の負債を抱えていない」、「多額の設備投資の必要がない」、「安全マージン(企業の価値と株価の差)が高い」などが重要なポイントだとわかります。

本テーマは、これらの条件を日本株にあてはめ、「バフェットが日本株を買うなら」という観点から銘柄を選びました。具体的には、売上高当期利益率が10%超、ROEが直近および過去10年平均で10%超、自己資本比率が50%超、などの条件を満たし、さらに「ブランド力」や「高い市場シェア」といった競争相手から簡単には崩されない「堀」を持つと思われる企業を集めました。

※なお、各銘柄紹介に記載したROE等の値は、直近(2018年11月14日時点)の決算実績によるものです。

このテーマの内訳※株価は約20分遅れの表示です

リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル

銘柄運用比率株数運用額の目安
22.95%1¥20,890
13.75%5¥12,515
12.17%2¥11,080
10.50%2¥9,560
9.94%5¥9,045
8.40%4¥7,644
7.75%1¥7,050
5.44%1¥4,955
4.58%1¥4,170
4.52%2¥4,116
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