Pay新時代の幕開け
Pay和元年
現在の価格
¥16,818
前日比
-2.41%
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現在の価格 | ¥16,818 |
値幅 | ¥13,914〜¥20,554 |
注文に必要な額 | ¥20,554 |
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テーマのポイント
・利用者を自社サービスの経済圏に取り込む企業、システムの根幹を握る企業を選定しました
・Payと既存ビジネスとのシナジーが強いのがメルカリ、ヤフーです
・広告コスト競争中のPay提供側を支える基盤がGMOペイメントゲートウェイです
テーマのスコア
ボラティリティ・スコア(リスクに関する指標)
低い ◆◆◆◆◆ 高い
バリュエーション・スコア(割高・割安に関する指標)
割高 ◆◇◇◇◇ 割安
※このスコアは、2019年9月18日時点で算出しています。
解説
今、さまざまな企業がPayアプリを使ったキャッシュレス決済ビジネスに参入しており、群雄割拠の状態です。2019年6月の時点で決済アプリは10近くにも及び、各社の業務提携やキャンペーンのニュースも相次いでいます。
民間調査会社によると、2018年3月末のスマホのQRコード決済サービス利用者は187万人でしたが、2018年12月にPayPayが行った「100億円あげちゃうキャンペーン」などの大規模な還元施策によって急速に認知度が高まったこともあり、2022年3月末には1880万人に達すると見られています。
さらに経済産業省の「キャッシュレス・ビジョン」によるキャッシュレス化の後押しもあって、導入する店舗も従来より安価に決済システムを導入できるようになり、Payアプリを利用できる環境も整ってきました。
利用環境が整うにつれて、 Payサービスを提供する企業は、より多くの顧客を自社サービスの経済圏に取り込むことが可能になり、顧客の資金の流れを管理したり、利用履歴から得た購買データをマーケティングに活かすなど、Pay利用者の大量なデータを活用した、新たなビジネスの展開が今後期待されます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
銘柄の選定理由
メルカリ
「メルペイ」の導入により今後の収益貢献が期待されるため。
メルカリの月間アクティブユーザー数は1300万人、年間の取引総額は約5000億円、さらにメルペイの登録者数はすでに200万人を超えており、メルペイの導入により今後の収益貢献が期待されます。
以前のシステムでは、メルカリのユーザーの売上金はユーザーの銀行口座に入金される仕組みでしたが、2019年2月にスタートしたメルペイを利用することにより、メルカリユーザーは売上金を外部の店舗やサービスでの決済に利用できるようになりました。メルペイの利用によって、メルカリは加盟店からの手数料収入とともに消費者の購買データが得られます。メルペイは有力小売り各社との提携によって、2021年6月期には会社として黒字を出せる体質を目指しています。
Zホールディングス(ヤフー)
ユーザー数は累計600万人超、加盟店50万店超、決済回数2500万回と垂直立ち上げに成功したと言える「PayPay」の運営会社に出資しているため。
「PayPay」で得たデータを活用し、広告市場と販促市場で2023年にグループ全体で5000億円の売上を作り出す戦略を描いています。PayPayに向けて、ヤフオクの売上金等で総額7000億円規模の決済資金供給が可能と予想しており、今後のヤフーとPayPay両社のビジネスでの相乗効果が期待されます。
GMOペイメントゲートウェイ
金融機関向けにスマホ決済サービスのシステム「銀行Pay」のOEM(相手先ブランドによる生産)を提供しているため。
銀行Payは、導入している銀行に口座をもっていれば、加盟店での支払い時にスマホ決済をすることで即時に口座引き落としが行われ、加盟店には翌日入金されます。決済した利用者の来店・購入履歴などの情報は、データベースとして店舗側の管理アプリに集積されるため、リピート購入の促進や利用単価の向上につながるマーケティング施策に有効活用できます。ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」をはじめ、りそなグループ、横浜、福岡、北陸等、有力地銀を中心に合わせて11行が採用を決めています。銀行Payに参加するA銀行の加盟店で同じく銀行Payに参加するB銀行の顧客が決済できるため、地銀を中心に「銀行Payグループ」のようなくくりが誕生します。同社はそのシステムの根幹を握ることになります。
テーマのスコアについて
ボラティリティ・スコア
ボラティリティとは、価格変動の度合いの大小を表し、リスクの度合いを測るひとつの指標となります。
表示している「ボラティリティ・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの値動きが大きいか小さいかを表しています。◆が多い方がボラティリティが高い(価格変動のリスクが大きい)、◆が少ない方がボラティリティが低い(価格変動のリスクが小さい)ことを示しています。FOLIOでは、各テーマのボラティリティをテーマ構成銘柄のリターンの標準偏差をもとに計算しています。
バリュエーション・スコア
バリュエーションとは、現在の株価を本来の企業価値と比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断することです。
表示している「バリュエーション・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの現在の株価が相対的に割安か割高かを表しています。◆が多い方が割安、◆が少ない方が割高であることを示しています。FOLIOでは、各テーマのバリュエーションをテーマ構成銘柄の予想PER(株価収益率)の加重平均をもとに計算しています。
・表記の日付時点における、各テーマ(バランス型)の構成銘柄・保有株数を用いてテーマのボラティリティや予想PERを算出しています。
・信頼できると考えられる情報を用いておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。
・将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※投資スタイルはバランス型で構成されています。
リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル
銘柄 | 運用比率 | 株数 | 運用額の目安 |
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47.66% | 1株 | ¥8,015 | |
33.79% | 14株 | ¥5,683 | |
18.55% | 1株 | ¥3,120 |
- テーマを売買する際には、銘柄ごとに売買代金の0.5%(税込0.55%・最低手数料50円(税込55円))の取引手数料がかかります。
- 金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。