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知る人ぞ知る、BtoBビジネス

隠れ高収益企業

現在の価格

¥211,730

前日比

+1.35%

このテーマについて

テーマのポイント

・AppleやMicrosoftを上回る高収益企業が日本にも存在(※)
・他企業が簡単に真似できない高収益のビジネスモデルを持つ企業に注目
・過去最高益を6年以上連続で実現している企業の中から選定

※本業でどれくらい効率的に儲けたかを示す「売上高営業利益率」で比較。

テーマのスコア

ボラティリティ・スコア(リスクに関する指標)
低い ◆◆◆◆◆ 高い
バリュエーション・スコア(割高・割安に関する指標)
割高 ◆◇◇◇◇ 割安

※このスコアは、2019年9月18日時点で算出しています。

解説

世間一般には認知されづらいBtoBビジネス(「企業-企業」間取引)を展開しており、「6年以上の連続最高益」、「売上高営業利益率が20%以上」といった条件に合致する企業の中から「隠れ高収益企業」として厳選しました(2019年6月末時点の直近決算)。

一般的に企業の利益を計算式で表すと「利益=売上−費用」となります。簡単に言えば、安く仕入れて高く売ることができれば利益を増やすことができます。先行き不透明な経済環境下において、利益率が高く過去最高益を数年連続で実現している企業は、高収益を継続的に実現するための「儲けの仕組み」を構築している可能性が高いと一般的には考えられます。

たとえば、製造業でありながら自社工場を持たない「ファブレス」や協力会社への「大量発注」で費用を低く抑えている、独自技術の提供や顧客に対するレスポンスの速さなど、他社の追随を許さない付加価値を生み出すことで高単価のサービスを提供しているといった、高収益企業ならではの特徴を持っています。反面、こうした企業の収益構造が揺らぐと業績が悪化し、継続的な株価上昇の見込みが難しくなります。

短期的には現時点での投資家の期待の高さから割高を示すこともあります。しかし、株価の割高感・割安感を測る指標のひとつであるPER(株価収益率)の算出式「株価÷1株あたり利益」に照らして考えると、企業業績の成長にともない分母の利益が中長期的に増加していく場合、投資時点での割高感は薄れると考えることができます。

中長期での資産運用を考えている方、企業の魅力は知っていたものの、最低投資金額が数百万円と高く、これまで手が出せなかったという方にも検討していただけるテーマです。

銘柄の選定理由

キーエンス
売上高営業利益率は米アップルの26%を上回る54%。7年連続最高益で従業員の平均年収は2088万円のファクトリーオートメーションの総合メーカーです。取引先はあらゆる分野の製造業25万社以上に上ります。

製造業でありながら高収益を実現している理由は、自社工場を持たない「ファブレス」のため、設備投資や労務費が極端に少ないことが挙げられます。それ以外にも、直接販売によって営業職が直接現場に赴くことで製造過程の問題点を見聞し、顧客ニーズをより正確に把握できるため、生産性の向上や不良率の低下、新製品の約7割が「世界初」もしくは「業界初」という商品開発力の強みにも繋がっています。

オービック
売上高利益率は米マイクロソフトの利益率31%を上回る51%。コンサルティングからシステム企画・設計、開発、稼働、導入後のサポートからサービスまでを自社一貫提供する「ワンストップ・ソリューション・サービス」を強みとして25年連続最高益の実績を誇ります。

2019年3月期決算では、主力事業のシステムインテグレーションの売上は、無理な納期の受注を回避することで不採算案件を減らしています。受注の計上基準を9カ月~1年先から、顧客と合意した3カ月~6カ月までを受注として計上、年間を通じて社内SEの稼働率を高める四半期平準化の取り組みで前年同期比7.7%の増収、システムサポートの売上はシステムの短期導入や早期稼働に繋がりやすいクラウドサービスのニーズを汲み取り前年同期比15.5%増収という結果となっています。

エムスリー
日本発、世界初のビジネスモデルで売上高利益率27.2%、19年連続最高益を実現しています。インターネットを利用した医療従事者向け会員制情報サイト「m3.com」、製薬会社のMR(医薬情報担当者)が行っている自社医薬品情報の伝達や営業を、インターネットを活用し発信できるサービス「MR君」などの情報プラットフォームを運営しており、医療従事者向けでは独占的地位を築いています。

医薬品開発業務受託機関(CRO)、治験施設支援機関(SMO)など臨床研究・治験支援も手掛けており、北米、欧州にも業務を展開しています。筆頭株主はソニー。今後はMR君ファミリーに注力。メディア力を活かしてキャリア、リサーチなどの派生事業にも取り組んでいます。

朝日インテック
「ガイドワイヤー」を中心としたカテーテル治療用の医療機器を世界108の国と地域で販売。売上高利益率は27.4%、6年連続最高益を実現しています。強みは他社には真似できない素材から製品に至るすべてを賄う「一貫生産体制」です。

競争力の源泉は、伸線技術(強度・線径コントロール)・ワイヤーフォーミング技術(髪の毛の数分の1というミクロンレベルの成形)・トルク技術(回転追髄性)・樹脂コーティング技術という4つのコア技術にあります。

ベネフィット・ワン
企業の福利厚生事業の運営代行サービスの業界最大手で売上高営業利益率は22.2%、8年連続最高益を更新しています。

主力事業区分「福利厚生+パーソナル+CRM」の営業利益は全体の約9割を占め、売上高営業利益率は全体を上回る34.1%となっています。課金型のストックビジネスであることから、会員数が増加することで利益の増加に寄与し、総会員数は2019年4月の761万人から、2020年には1090万人を計画しています。

厚生労働省「同一労働同一賃金ガイドライン」の適用が大企業では2020年4月、中小企業では2021年4月から予定されています。非正規労働者に対しても従業員並みの福利厚生を提供することが求められており、福利厚生やキャリア形成・能力開発なども対象となることから、同社はサービスの提供範囲拡大が期待できるという見通しを持っております。

テーマのスコアについて

ボラティリティ・スコア 
ボラティリティとは、価格変動の度合いの大小を表し、リスクの度合いを測るひとつの指標となります。

表示している「ボラティリティ・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの値動きが大きいか小さいかを表しています。◆が多い方がボラティリティが高い(価格変動のリスクが大きい)、◆が少ない方がボラティリティが低い(価格変動のリスクが小さい)ことを示しています。FOLIOでは、各テーマのボラティリティをテーマ構成銘柄のリターンの標準偏差をもとに計算しています。

バリュエーション・スコア
バリュエーションとは、現在の株価を本来の企業価値と比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断することです。

表示している「バリュエーション・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの現在の株価が相対的に割安か割高かを表しています。◆が多い方が割安◆が少ない方が割高であることを示しています。FOLIOでは、各テーマのバリューエーションをテーマ構成銘柄の予想PER(株価収益率)の加重平均をもとに計算しています。

・表記の日付時点における、各テーマ(バランス型)の構成銘柄・保有株数を用いてテーマのボラティリティや予想PERを算出しています。
・信頼できると考えられる情報を用いておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。
・将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※投資スタイルはバランス型で構成されています。

このテーマの内訳※株価は約20分遅れの表示です

リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル

銘柄運用比率株数運用額の目安
32.57%35¥68,950
28.74%1¥60,850
22.45%17¥47,532
11.15%1¥23,615
5.09%5¥10,783
  • テーマを売買する際には、銘柄ごとに売買代金の0.5%(税込0.55%・最低手数料50円(税込55円))の取引手数料がかかります。
  • 金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。