5G普及の初動に注目!

5Gフェーズ1

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このテーマについて

テーマのポイント

・5Gの普及は通信サービスやスマートフォンなどの5G対応から進行、初期フェーズに注目
・直近決算で予想外の受注増や大幅増益、受注高が底打ちの兆しを見せる企業を選定しました
・足元の投資機会を狙いつつ、中長期的な需要が存在する企業を選定しました

テーマのスコア

ボラティリティスコア(リスクに関する指標)
低い ◆◆◆◆◆ 高い
バリュエーションスコア(割高・割安に関する指標)
割高 ◆◆◇◇◇ 割安

※このスコアは、2019年9月18日時点で算出しています。

解説

本テーマは、5G普及の「初期フェーズ」に注目しました。

5G(第5世代移動通信システム)は、「通信の超高速化」「機器の多数同時接続」「リアルタイム」といった新たな特徴を持つ次世代の移動通信システムで、あらゆる「モノ」がインターネットにつながり制御しあうIoT(Internet of Things)社会を実現するために不可欠なインフラとして期待が高まっています。将来的にはドローンをはじめとしたロボット、自動車の運転支援や遠隔医療など、あらゆる分野の産業構造の変化を引き起こす可能性を秘めています。

5Gが本格的に普及するのは2023年以降と見られており、息の長いテーマになることが予想されます。5Gが広く一般に浸透するためには、5Gに対応した通信サービスやスマートフォン等が手頃な価格で利用できる下地が必要になり、本テーマはそういった領域に関わる企業に注目しています。

具体的には、通信用半導体の機能をチェックするシステムや基地局などの通信用計測機器メーカー、5Gへの切り替えによるスマートフォン需要の増加を見越して準備ができているスマートフォン向け電子部品メーカー、4Gから5Gに移行する過渡期のネットワークシステムを担う企業を選定しました。

銘柄の選定理由

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
現在主流の4Gから5Gへの過渡期におけるシステムの主流を担う企業です。通信事業者への5G向けネットワークシステムの需要が中長期で存在していることから、同社が強みを持つ IP ネットワークや一部のコアシステムへの投資が増加するのは、2021年以降と見られています。

アンリツ
通信インフラ機器、基地局、モバイル、エレクトロニクス向け通信用計測器の大手計測機器メーカー。世界の通信計測機器市場は同社と米国上場企業のキーサイト・テクノロジーで世界シェアを分け合っています。2020年3月期第1四半期の受注が前年同期比2割増と好調、製品ミックスの改善から同社は2021年3月期の大幅増益を予想しています。

アドバンテスト
半導体の機能をチェックするテストシステムの分野では世界トップクラス、SoCテスタは52%、メモリ・テスタは58%の市場シェアを誇ります。5G関連需要を追い風にスマートフォンの半導体向けテスター「SoCテスター」の受注が好調で、同事業は2020年3月期第1四半期の受注高が想定外の高水準。同社では5G関連の需要本格化は2020年以降、5Gスマホが量産フェーズに入れば一段と需要が持ち上がると想定しています。

村田製作所
セラミックコンデンサ、Wi-fiモジュール、ショックセンサ分野で世界シェア1位。5G対応の高機能スマホ向けの電波送受信電子部品、屈曲性のある基盤「メトロサーク」を供給しています。業績面では19年度の第1四半期において受注高が底打ちの兆しを見せており、今後の需要増を見越した世界最小のスマホ通信関連部品の量産を始めています。

テーマのスコアについて

ボラティリティ・スコア 
ボラティリティとは、価格変動の度合いの大小を表し、リスクの度合いを測るひとつの指標となります。
表示している「ボラティリティ・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの値動きが大きいか小さいかを表しています。◆が多い方がボラティリティが高い(価格変動のリスクが大きい)、◆が少ない方がボラティリティが低い(価格変動のリスクが小さい)ことを示しています。FOLIOでは、各テーマのボラティリティをテーマ構成銘柄のリターンの標準偏差をもとに計算しています。

バリュエーション・スコア
バリュエーションとは、現在の株価を本来の企業価値と比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断することです。
表示している「バリュエーション・スコア」は、FOLIOで現在公開している全テーマの中で比較して、このテーマの現在の株価が相対的に割安か割高かを表しています。◆が多い方が割安◆が少ない方が割高であることを示しています。FOLIOでは、各テーマのバリュエーションをテーマ構成銘柄の予想PER(株価収益率)の加重平均をもとに計算しています。

・表記の日付時点における、各テーマ(バランス型)の構成銘柄・保有株数を用いてテーマのボラティリティや予想PERを算出しています。
・信頼できると考えられる情報を用いておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。
・将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

※投資スタイルはバランス型で構成されています。

このテーマの内訳※株価は約20分遅れの表示です

リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル

銘柄運用比率株数運用額の目安
37.79%1¥11,890
27.26%7¥8,575
24.64%1¥7,752
10.31%1¥3,245
  • テーマを売買する際には、銘柄ごとに売買代金の0.5%(税込0.55%・最低手数料50円(税込55円))の取引手数料がかかります。
  • 金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。