<ROBO PRO 2021年2月実績>世界経済の回復が見え始める中、ROBO PROのパフォーマンスは?
AIを活用したロボアドバイザー、FOLIO ROB PROの2021年2月の運用実績を紹介するマンスリーレポートです。
ROBO PROリリース来&直近の運用実績を見る
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ 以下、ROBO PRO)は、AIによる予測技術を利用して期待リターンを算出し、積極的な利益の追求や損失の軽減を目指す資産運用サービスであり、2021年2月26日でリリースから約1年1カ月が経過しました。
以下の折れ線グラフは「ROBO PRO(※1)(深緑線)」、「TOPIX(灰色線)」、そして「一般的なロボアド(※2)(緑線)」の比較グラフで、開始点はROBO PROがサービスをリリースした2020年1月15日です。
ROBO PROの運用実績(※1)は下のグラフのように推移しており、リリースされた2020年1月15日から2021年2月26日の期間で見ると、2月26日時点で+約15.15%(※1)となりました。
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。本文及びグラフ上で表示している割合は年率ではありません。計算は円建てで、資産評価額/当初投資額-1で行なっています。※2021年3月より、運用実績の算出に使用している為替に関するデータの取得元を変更したため、過去の実績の数字に関しても更新されています。
また、下の棒グラフは、ROBO PROとTOPIX、及び一般的なロボアドの、2020年1月15日から2021年2月26日までのリターン率の比較です。
ROBO PROのパフォーマンスを見てみると、TOPIXとの比較で+7.44%、一般的なロボアドとの比較で+8.29%のリターンとなっています。(※3)
※1 FOLIO ROBO PRO運用実績について
・サービス開始当初(2020年1月15日)から2021年2月26日まで、FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。少数第3位以下を切り捨てています。運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※2 一般的なロボアドバイザーについて
・比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBO PROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税抜/運用手数料につき消費税は考慮していません)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。小数点以下第3位を切り捨てています。
・信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※3 FOLIO ROBO PROサービスに投資していた場合のパフォーマンス実績+15.15%と、TOPIX+7.70%との比較が+7.44%、一般的なロボアド+6.86%との比較が+8.29%です。小数点以下第3位を切り捨てて計算している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。
また以下は、ROBO PROと一般的なロボアドバイザーとTOPIXの直近1カ月、3カ月、1年、そしてROBO PROリリース以来のパフォーマンス比較です。
・1ヶ月、3ヶ月、1年のパフォーマンスは、それぞれNヶ月および1年前の資産の評価額から2021年2月26日おける評価額を元に計算しています。ROBO PROリリース来のパフォーマンスは、2020年1月15日の資産の評価額から2021年2月26日における評価額を元に計算しています。
2月のマーケットを振り返る
ここで2月のマーケットについて簡単に振り返ってみましょう。
2月の金融市場を世界的に見ると、アメリカやヨーロッパを中心にワクチン接種が進んでいることや、主要な景気指標も良好だったという好材料に支えられ株価が堅調に推移するなど、リスク選好基調でした。
米国株式市場を見ると、2月の前半は金融緩和の長期化への期待感及び好調な企業決算のニュース等が下支えし、その好調が2月下旬まで続き、2月24日の終値は過去最高値となる31,961ドルにまで上昇しました。
2月の米国株価はこのように比較的堅調に推移していましたが、2月25日に米国の10年物国債利回りが急上昇し、1年ぶりの水準である1.61%台まで上昇しました。この影響で株式が割高となり、2月25日のダウ工業平均終値は、前日比約559ドル安の31,402ドルで終えました。
2月の日本の株式市場を見ると、企業の業績が好転する期待感や、2月17日から米製薬大手ファイザーが開発したワクチンが医療従事者を対象に先行して接種がスタートするなど、国内景気の回復の支援材料が重なり、日経平均株価は上昇し2月15日の終値は1990年8月以来の30,000円台を回復しました。
しかしその後、米国の長期金利上昇の影響を受け、日経平均株価は急落し、再び29,000円台に戻りました。
保有している資産のパフォーマンス推移と資産比率の推移は?
2月のマーケットを一言で表現すると「前半は株式市場が比較的好調だったが、後半は米国長期金利の上昇で下落基調となった」と言うことができますが、そんな状況だった2月のROBO PROに組み込まれていた各アセットのパフォーマンスはどのように推移したのでしょうか?
まず、以下の棒グラフは、1月29日から2月26日の期間における、ROBO PROの円建て及びドル建てのパフォーマンスと、ROBO PROに組み込まれている各アセットの騰落率です。
※4 本グラフは1月29日から2月26日における各アセットの価格を円建てで比較したもの及び、ROBO PROのリターンを示したものです。各資産の計算は、2月26日時点の円建て資産額/1月29日時点の円建て資産額-1で行っています。ROBO PROのリターンの算出方法については、図-1及び※1をご参照ください。
この棒グラフの一番左側が、ROBO PROの一ヶ月における資産推移なのですが、ご覧のように2.15%プラスリターンとなりました。
これの要因と考えられるのが、ROBO PROの右側にある新興国株式及び米国株式がこの期間好調で、ROBO PROもこの2つの資産比率が比較的に高かったためだと考えられます。
ROBO PROの資産比率の変化は?
次に、ROBO PROの資産比率の変化に注目して解説します。以下の3つの円グラフに注目してください。
ROBO PROは1月29日にリバランスをおこない、下の円グラフの一番右側にある③の円グラフのような資産比率で2月に入りました。これは2月に入る直前にROBO PROが提案した資産比率です。(※1月29日の注文締切時刻までに注文したお客様に適用されます)。
この円グラフで特徴的なのは、昨年の12月30日の資産比率(真ん中の円グラフ②)と比較して、先進国の株式の保有率を大幅に増やしている点です。加えて昨年の10月30日(左の円グラフ①)には約50%保有していた金の保有率をさらに下げ、約12%にしている点です。
これはROBO PROが、これから景気の好況局面に入るであろうと予測し、金の保有率を下げ、株式の保有率を増やしたため、と推測できます。
AIが予測する最新のポートフォリオは?
ROBO PROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。最新のポートフォリオが気になる方は、口座開設・ログイン後に購入画面からご確認いただくことができます。
■本資料について
・投資環境に関する過去の事実等の情報提供や、発行時点での投資環境やその見通しに関する当社の見解をご紹介するために株式会社FOLIOが作成した資料です。
・記載内容は作成時点のものであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
・信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。
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