ROBO PROを売却する良いタイミングはいつ?

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AIで運用をおこなうROBO PROの売却のタイミングに関する記事です

【この記事のポイント】

短期的な売買を繰り返して、利益を狙うことは難しい
・中長期的に成長している、世界の資産に長期で投資する心構えが大切
・目標の時期に到達しても、いきなり全てを現金化せず、必要な分だけ切り崩す


売却する良いタイミングはいつなのか?

「プラスになっているし、そろそろ売ろうかな?」
「相場が急落してしまった……。とりあえず売ってしまおう」
「この間起きたマーケットの大幅な下落で資産がマイナスに……。やっと戻ってきたから、ここで利益確定で売却してしまおう」

資産運用を続けていると、このように思うことがあるでしょう。

例えば、比較的に大きな含み益が出ている時は、売ることで利益を確定させたくなるものですし、反対に大きな損失が出ている時は、「これ以上損がふくらんでしまうのでは?」と不安になり、続けていた運用を止めたくなるかもしれません。

確かに「利益が出たから売る」とか「下落したから売却する」というのは1つの選択肢なのですが、果たして本当にそれで良いのでしょうか?

「安く買って、高く売る」のがベストだけれど……

投資や資産運用には色々なスタイルがありますが、基本的なスタイルの一つが「安い値段で買って、高くなったら売る」ことで利益を得ることです。

理屈で考えると、確かにこれを繰り返せば、大きな利益を得ることができます。

しかしこの「安く買って、高く売る」、具体的には以下のグラフようなイメージなのですが、短期的に将来を予測して、「安い時に買って高い時に売る」を繰り返して結果を出し続けることは、投資のプロでもかなり難しいものです。

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このような短期的な売買を繰り返す投資手法なら、売買のタイミングを見極める必要があります。

しかし、ROBO PROでの資産運用は、このような短期的な視点に立ったものではなくて、長期的な視点で資産運用をおこなうための金融商品である、というのが大切なポイントの一つです。

「長期でグローバルに投資」することのメリット

ROBO PROは、株式や債券をはじめとする、世界中の様々な資産に分散してグローバルな投資をしており、さらに定期的にマーケットの状況を先読みし、最適と考えられる資産比率に変更して運用をおこなっています。

そのような運用スタイルのROBO PROを、長期的な視点でご利用いただくと、どんなメリットが得られる可能性があるのでしょうか?

下のグラフは、1990年〜2020年の過去30年間における、世界の株式と債券の価格(※)の推移を表したものです。

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※本グラフの世界の株式に使っている指標は、MSCI AC World Indexのパフォーマンス、世界の債券には、FTSE世界国債インデックスを使っています。

2008年あたりに注目すると、この時期はリーマンショックの頃なので大幅に株式が下落しています。また直近の2020年付近でも、コロナショックの影響で株式が下落しています。

しかし一歩引いた「30年」という視点で見てください。

途中幾つかの下落があったものの、最終的には右肩上がりになっているのがおわかりになるかと思います。30年という視点ですと、世界の株価は約840%、債券価格は約540%も上昇しているのです。

つまり、短期的な視点に立つと、相場の動きに影響を受けて、運用している資産はマイナス方向とプラス方向に揺れます。

ですが、世界の経済が中長期的な視点で成長を続ければ、資産を増やせる可能性があるので、短期的に繰り返されるマイナスとプラスを静観しながら、長期的視点に立った資産運用を心がけてください。(長期投資の大切さについては、以下の記事もご参考下さい)

長期投資について詳しく知る

目標となる時期に達したら?

将来に向けた資産形成のために、長期的にROBO PROをご利用され、ご自身で決めた目標時期に達したとします。

この時に、全額売却して現金化し、少しずつ引き出して使うのが得策なのでしょうか?

結論から申し上げますと、一気に全額売却して現金化するよりも、必要な分だけ切り崩し、使わない資産は売却せず引き続き運用を続けていくという意識が大切です。

以上のような考え方を選択肢の一つに入れてROBO PROと向き合っていただき、長期的な視点に立った資産形成を続けていきましょう。

■本資料について
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